在宅ワークで保育園に入れる時の就労証明書の書き方

就労証明書の書き方は? コツやマメ知識

子どもを保育園に預けるときに役所に提出しなければならない就労証明書。

在宅ワークで働いている私は毎年就労証明書を自分で書いているのですが、初めて書いた時はこれでいいのかなぁ…?と不安がありました

なので今回は、引っ越しもして2ヶ所の役所のチェックを通っている、在宅ワーク歴7年を超えた私の就労証明書の書き方を紹介します。

就労証明書は仕事を証明するもの

就労証明書は本当に仕事をしているのか、1カ月に何日、何時間働いているのかなどを役所に確認してもらうための書類です。

会社員なら勤務先の担当者が書いてくれますが、在宅ワークをしている私たちは全て自分で書きます。

今までは自治体によって様式がバラバラなうえ、年によって月あたりの収入を書く必要があったりなかったり、様式がコロコロ変わって大変でした。

しかし、2024年(令和6年)4月からこども家庭庁が標準的な様式の統一化をしています。

様式が統一されるなら、1回作って保存しておけば毎年日付を変えて印刷するだけで済んで楽ですね。働き方が変わらない限り使いまわせそうです。

就労証明書で迷いがちな項目の書き方

就労証明書をどう書くかは、基本的には就労証明書のエクセルの2シート目とかお役所からの紙とかに載っています。

ここでは、在宅ワーカーが自分で書く場合に迷いがちな項目に絞って解説します。

証明書を発行した人の欄

在宅ワークをしている場合、証明書を発行する人=私たち自身です。

なので、書類右上にある証明書を発行した人について書く欄は、こんな感じに全て自分について書けばOKです。

  • 証明日:記載した日
  • 事業所名:屋号があれば屋号、なければフルネーム
  • 所在地:自宅の住所
  • 代表者や担当者:フルネーム
  • 連絡先:自宅もしくは携帯の番号

就労時間

在宅ワークの「就労時間=働いている時間」は100%自己申告です。

実際に働いている(働く予定)の時間を書けばよいのですが、在宅だと請け負っている量の変化とかその日の気分とかで働く時間が変わることもあるでしょう。

そうすると労働時間は「固定就労」になるのか「変則就労」になるのか迷いますが、私は書くのが楽なので「固定就労」にしています。

月曜日から金曜日の毎日とするとこうなります。

  • 一週当たりの就労日数:5日
  • 一月当たりの就労日数:20日(5日×4週)

自治体によって入園できる就労時間は違うみたいですが、最低月64時間以上が一般的なため、64÷20=3.2となって1日あたり3.2時間が最も少ない労働時間になります。あ、時間が少ないと優先順位のための点数が低くなるのは頭の片隅に置いておいた方が良いかもしれません。

上の子が幼稚園の時は9時から15時に在宅ワークをしていたのですが、下の子が保育園の今は9時から16時で提出しています。

というのも、保育園は15時からおやつの時間だからです。皆がおやつを食べているのを横目に連れて帰るのはちょっとかわいそうに思えて。15時半に迎えに行くと日によっては食べ終わってなかったりしたため16時になりました。

お昼寝から起きておやつを食べて一息ついた時間の16時に迎えに行くと、預けられる子供的にもちょうどよいかなと。在宅ワークは作業時間を自分で自由に延ばせるのも特徴でしょう。

そうすると、就労時間は以下になる計算です。

  • 一日当たりの就労時間:7時間
  • 一週当たりの就労時間:35時間
  • 一月当たりの就労時間:140時間

労働時間には休憩時間が含まれています。含まれるかどうかは、記載要領とかに書いてあります。

休憩時間

この休憩時間がくせもので、あちこち調べても一般的な在宅ワーカーがどのくらい休憩時間をとっているのか分かりません。

休憩時間に関する決まりは、最低何時間とる必要があるかなら見つかるのですが…。

Q 休憩時間は法律で決まっていますか?

A 労働基準法第34条で、労働時間が6時間を超え、8時間以下の場合は少なくとも45分8時間を超える場合は、少なくとも1時間の休憩を与えなければならない、と定めています。

厚生労働省 労働時間・休憩・休日関係

在宅だと法定時間ほど少ない休憩時間になる人はあまりいないと思われます。

例えば、テレワーク中の息抜き方法と休憩を取るタイミングというアンケート結果によると、テレワーク時の1日の休憩時間の平均は115分。

社員として仕事が割り振られていて、給料が発生する中でも180分以上休憩する人たちも少なからずいるようです。

仕事量をいくらでも調整できて休憩時間を好きにとれる在宅ワーカーの皆は、もっと休憩とってるんじゃないでしょうか。

平均を使って休憩時間が120分、お昼休憩に60分、午前と午後にそれぞれ30分ずつ休憩をとるとして提出する?

でも、労働時間が7時間でそのうち「2時間が休憩=実質的に働いているのは5時間」って書いて大丈夫か心配になります。

休憩時間は最高何時間まで大丈夫なのかは調べても分からなかったため、私は1時間半を休憩として出しています。

実際のところ、忙しい時はお昼をつまみながら仕事をし続けて休憩0分のこともあったし、休憩時間は自分でもハッキリわからないです。。。

通勤時間

在宅ワークの場合は自宅が職場なら通勤時間は発生しません。

なので、通勤時間の欄は0分になります。

通勤にかかっていた時間を家事やプライベートな時間などにあてられるのは在宅の魅力ですよね。

あ、就労証明書の通勤時間は0分ですが、保育園に子どもを連れて行く際の往復時間はかかるため、保育園へ預ける時間の提出書類は就労時間+1時間(行きと帰りで30分×2)にしています。

保育園にもよるかもしれませんが、今のところ15~30分くらいなら届けた時間より遅めに連れて行ったり早めにお迎えに行ったりする分には何も言われていません。

早く連れて行ったり遅くお迎えに行ったりすると、時間外料金がかかると思われます。

最後に

私自身が在宅ワークをしていて子どもを保育園に預けていますし、在宅でも保育園には入園できます。

ただ、市役所の方とのやり取りをする中で、私がすんなり預けられたのは

  • 個人事業主であることを証明する「開業届」を出していたこと
  • 「前年度分の確定申告書」と「青色申告承認申請書」のコピーがあること

という2点が大きかった気がします。

就業証明書は100%自己申告なので、お役所はこの2つの方を重視しているように感じられました。

保育園入園の手続き時に押し問答している方も見かけましたし、まだ確定申告書のコピーがない場合でも開業届は出しておいた方が良いと思います。

時間が出来たのでこのタイミングで書きましたが、毎年、就労証明書を提出する時期になると記事としてまとめたいと思っていました。

この記事が就労証明書を書く際の助けになれば嬉しいです。

今はシュフティを在宅ワークに使っています。

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