白色申告者にもオススメ至れり尽くせりのfreee

確定申告

ひとつ前の勘定科目についてのブログを読んでナルホド簡単だな、と思った方にはMFクラウド確定申告が向いていると思います⇒実は簡単だったクラウドソーシングの勘定科目

でも、チラリと見て面倒くさそうと感じたなら、freeeが向いていると思います。


青色申告をするならもちろんのこと、白色申告にも対応した超簡単な会計ソフトだからです。

前回おすすめした本に「会計ソフトはfreeeとMFクラウド確定申告の両方を登録して試した後に選ぶのがオススメ」的な事が書いてあったから、実はfreeeも登録をして実際に使っています。

びっくりするほど簡単だったので、ちょっとしたレビューを書きます。

確定申告書が凄く簡単にできる

白色申告予定の方にもイチオシなのは、5ステップのフローに従うだけで出来る確定申告書作成機能です。

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税務署や指定の確定申告会場に行く必要も、e-tax用の設備を揃える必要もなく、確定申告書を作れます。

私が今までに確定申告をした会場は地方でも都内でも、混む前にと2月中に行ったのにいつも1~2時間は待ちました。申告内容によってはPCが使えず、その場で数字をカリカリ書いて、電卓ペチペチ叩いて…。

税理士さんは沢山の方を見ているから話しかけにくいし、ちょっとした失敗をして税務署とかから電話がかかってくるし散々でした。

それが計算の手間もなく家であっという間に作れるのです。

返送用も含めて2部印刷して郵送すれば、それで確定申告が終わりです。

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もちろん青色申告、白色申告、青色申告の簡易帳簿も選べます。

フリーランスで凄く稼いでいる!って方以外は納付は無いと思うので、税務署まで足を運ぶ必要もありません。

革新的なサービスを提供するfreeeとは?

freee 株式会社はグーグルの元社員が立ち上げた会社で、会社設立や開業の届出を簡単にできるシステムなど、既存の考えにとらわれない幅広いサービスを提供しています。

会計ソフトfreeeは2016年8月時点でクラウド会計シェア44%を占めます。

クラウド会計No1で50万人以上もの個人事業主が利用している理由の1つは、入力が簡単で会計や経理の知識が無い素人でも使えるからでしょう。

本当にパッと見で全て出来る感じです。

例えば、取引を入れる実際の画面はこんな感じです。

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収入か支出かもボタン一押しで切り替えられるし、未決済ってなに?って思ったらすぐ横に「?」が用意されていてカーソルを合わせるだけで説明が出てきます。

MFクラウド確定申告に挫折しそうになっていた時にフラッと登録したのですが…自分で試行錯誤する前にfreeeに登録すればよかったです。

勘定科目も悩む必要なく、図のように売上→売上高をなんとなくで選択できて横には吹き出しの説明まで。

初心者に優しすぎて複式簿記に慣れた方には使いにくいのがデメリットといわれるほどです。

高い満足度と充実した機能

ヘルプページも充実しているうえに、チャットサポートも受けられます。

更に!サポートデスクからメールが来ます。使い方はもちろんのこと費用の家事按分(電気代の何割が経費にできるかとか)まで不安な点や疑問点を解消する手伝いをしてくれるようです。サポート満足度は96%とかなり高いです。

しかも、銀行と提携させれば自動的に同期をとってデータが勝手に取得されます。取得したデータは少し自分で登録する必要があるようですが、後は自動化処理を駆使すればスムーズに出来上がるみたい。

スマホにも対応していて、モバイルアプリから経理機能が使えたり、スマホで領収書を撮影するだけで会計処理してくれたりと、とても便利そう。

まとめ

会社員などをしていて副業で所得が20万円を超えた方やフリーランスとして38万円以上の所得がある方は、確定申告をしなければいけません。

面倒くさいな、難しそう、大変そう…と思う方にはfreeeが向いています。

スタータープランは980円/月(税抜)かかりますが、1ヶ月は無料なので集中して確定申告の準備をするのもありだと思います。帳簿は5年間とっておく必要があるので印刷しましょう。

私は何日もかけてもの凄く調べて大変な思いをしてMFクラウド確定申告を使い始めちゃったので、努力が無駄になるのが惜しくてfreeeは使えません。

でも、まだ何も手を付けていないなら、まずは登録して試してみるのがオススメです。freeeに慣れて確定申告に苦労しなくなってから、ずっとフリーで使えるMFクラウド確定申告を試すのもありだと思います。

2017年(平成29年)の申告期限は2017年3月15日(水)ですが、ギリギリになってから取り組むと本業も切羽詰って大変です。

締め切りを過ぎてしまうと罰則金的に延滞税(年利最高14.6%)だけでなく無申告加算税(最高20%)なども課せられるかもしれないので、早め早めに準備しましょう。

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