本当は帳簿の作り方について書こうと思ったのですが。
38万以上稼いでMFクラウド確定申告を使う方に特化した情報になってしまうので、実は書いても読む人居なかったりしないかな?
とか思い始めて手がとまってしまいました。
なので、今回は読者を絞らない、DeNA騒動による意外な影響について書きます。
SEO対策に影響
DeNAが外部ライターに書かせた記事にSEO対策を施して上位表示させていたことは知れ渡っています。
私も固定給になってからは自分で記事を書いた後に、貰ったデータをもとにSEO対策もしていました。DeNAとはちょっと趣が違そうだけれど。
例えて言うなら幼児にひらがなを教える時に、DeNAは小学校受験のために文字を教え込む感じで、うちのクライアントは読めれば生活の中で役に立ちそうだからなるべく教えたいみたいな感じです。
そのデータの精度が下がっています。
使えない内容がかなりを占めるようになりました。
初めはデータを読みだすツールのアップデートで何か変化があったのかな?と思いました。
でも、調べてみてもそれらしき情報は見当たりません。おかしなアップデートで精度が下がったならすぐに元に戻すはずなのにしばらく待っても戻らず。
次はGoogleさんがアルゴリズムに手を加えたのかな?と思いました。DeNAの騒動はGoogleさんの耳にも入っているはずです。
でも、チラッと探してツールによる順位変動幅グラフを見ても急に不安定にはなっていないみたいです。今年の9月末くらいはもっと不安定だったみたい。だからこれも精度が下がった理由ではないのでしょう。
そして、新聞を読んでいて本当の理由に気づきました。
ネットの情報が減った
最近、検索上位には例えばホットペッパーみたいな広告系のサイトがいっぱいで、全体的にまとまった情報が手に入りにくくなっています。
少し前の新聞によるとDeNAはもちろんのこと、リクルートホールディングスは生活イベントやダイエットなどのサイト全記事、KDDI系のスーパーシップは医療や健康に属する記事を非公開にしているようです。
サーバーエージェントもバイエスなどの登録ライターが投稿した記事を全て取り下げているとのこと。
大手のまとめサイトが次々に非表示になっているのですね。
新聞に載らないような企業も準じているのでしょう。
データは上位サイトを解析して出していると思われます。じゃないとGoogleさんの対策にならないから。
つまり、まとめサイトが次々と非表示になったから、繰り上がってクーポンサイトが上位に来て、クーポンサイトから情報を持ってくるからデータの精度が下がったのでしょう。
初めはなるべくデータを使おうと頑張ってみたのですが、実は要らない事をしているのではないかと気づきました。
いずれは今非表示になっているサイトが、ちゃんとした内容の記事となって出てくるはずです。その時には今上位にある繰り上がっていたサイトを分析して施したSEO対策ってむしろ邪魔でしかないのでは?
どうしようか…
それに、もう一つ困ったことが出てきました。
書きにくくなった
前段階でも支障が出ています。
私のSEOライティングの流れは
- 大量にサイトを読み込む
- 役に立ちそうな情報を出す
- 疑わしい情報を調べる
- 記事を書く
- おかしそうな所があったら追調査
- データを使ってSEO対策
って感じです。
後で情報を精査するから正しい正しくないに関わらず、沢山の情報を集めるのが私のスタイルです。むしろ正しくない情報から面白い情報が出てきたりもするので、どんな情報でも大歓迎です。
それが、今はSEO的にイマイチなだけでなく、内容も薄めというか…文章が少な目なサイトが多くなっています。
今までの上位サイトの5分の1位しか内容がないサイトも散見されます。
1画面目の上位10サイトだけでなく2画面目を含めればそこそこの情報は集められるのですが、それでも今までよりは少なめです。
情報自体が集めにくくなり、質を保つのが難しくなってきました。
対策は?
どうすれば質を落とさずに記事が書けるのでしょう。
まず思ったのが、クライアントと話し合うことでした。
でも、相談の仕方が難しいです。
「貰うデータの精度が下がっています。ネット情報も減っています。どうしますか?」
って?それでどんな返事が来るのでしょう。何か対策が打てるならもう言ってきているのではないかしら。
私が対策としてまず思いついたのは、執筆分野の変更。でもつい2ヶ月くらい前にサイトの分野を絞っていくと聞いたばかりです。ライターがクライアントの基幹部分に口を出すなんておかしいですよね。
質の高い内容を書けるだけネット情報が整うまで執筆しないという選択肢もありますが、記事作成において高評価をいただいている身分ではそうもいきません。こちらから申し出てお休みするのも、おかしい気がします。
本を読んで書く手もありますが、1記事当たり数冊読んで書くとなるとかなり時間がかかります。
試しにちょこっとデータの精度が下がっていることについて話を振ってみたのですが、あまり熱心な回答ではありませんでした。
SEO用のデータは無理に使わなくて良いですよー。とも。
そういえば、ひらがなの例えで書いたように無理にSEO対策する必要は無いのでした。あまりにも役に立ちそうな対象が無くてちょっと見失っていたのかもしれません。危ない危ない。
まとめ
- DeNA騒動で色々なサイトが記事を非表示。
- そのせいで検索上位にクーポンサイトなどの内容が無いサイトから、明らかに内容が少ないサイトまでランクインするように。
- 結果的にライティング用の情報収集の難易度が少し上がって、SEO対策用のデータの精度が落ちてしまった。
でも、拾える情報が少なくてもその中から記事を書くのがフリーライターなはずです。
現状手に入る情報だけでなるだけ内容のある文章を書こうと心に決めました。
とか文章を書いている間に「昔執筆した別の分野」の案件が久しぶりに来ました。このまましばらく非公開が関係なさそうな分野にシフトしていてくれますように(-人-)
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